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共同通信
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衆院副議長を歴代最長の通算7年近く務め、2020年8月に88歳で死去した元民主党最高顧問の渡部恒三氏をしのぶ会が22日、東京都内のホテルで開かれた。「政界の水戸黄門」を自称し、ご意見番として親しまれた故人を与野党の多くの関係者が懐かしんだ。
立憲民主党の野田佳彦元首相は「ユーモアと人情味たっぷりに政治を教わった」と振り返った。かつて自民党の同じ派閥で活動した二階俊博元幹事長は「行く道が違っても一生の付き合いをしてくれた」と悼んだ。森喜朗、小泉純一郎、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、菅直人各氏ら首相経験者も駆けつけた。
新型コロナの影響で、この時期のしのぶ会開催となった。