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共同通信
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【カイロ共同】アフリカ北東部スーダンで戦闘を続けてきた軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は22日夜、米国とサウジアラビアが仲介した7日間の停戦期間に入った。今回の停戦は軍とRSFが交渉の末に合意した。期間入り直前にも首都ハルツームで空爆があったと伝えられ、予断を許さない状況が続く。
国連のペルテス事務総長特別代表は22日の安全保障理事会で、停戦を「歓迎すべき進展」と評価した。一方で、停戦発効前に軍事的優位を追求しない約束にもかかわらず「戦闘が続いている」と指摘。双方に順守を促した。
ロイター通信によると、ハルツームやその近郊では21、22日にも空爆が続いた。