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共同通信
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岸田文雄首相は24日の参院本会議で、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の成果を強調した。「力による一方的な現状変更の試みは認められず、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くとのG7の強い意志を示すことができた」と述べた。
日本の安全保障環境を巡り「わが国周辺ではミサイル戦力が増強され、既存のミサイル防衛網だけで完全に対応することは難しくなりつつある」と説明。「抑止力、対処力を向上させ、武力攻撃の可能性を低下させる」と重ねて表明した。
午後には衆院予算委員会の集中審議が開催される。首相がG7広島サミットの結果を報告し、与野党が論戦を交わす。