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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米政権は23日、AIの研究開発戦略を改定した。環境や医療など地球規模の課題解決のため、研究開発での国際協調を重視するとの項目を新設。利用者の権利に配慮した「責任あるAI」を改めて掲げ、技術の公正利用への関与を明確に示した。
G7首脳が民主主義の価値観に沿ったAIの実現を共通目標とし、国際的ルール作りの議論を始めることで合意したばかり。改定した戦略は、技術の標準化の進展にも期待を示した。
教育省は障害のある生徒や外国語圏からの生徒の支援で、音声認識の使用の可否に関心が高まっていると指摘。教材選定や作文の教育で対話型AIの有用性も注目されているとした。