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共同通信
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原子力規制委員会は24日、日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」(茨城県大洗町)について、再稼働に向けた安全対策が新規制基準に適合しているとする「審査書案」を決定した。事実上の審査合格。国民からの意見公募などを行った後、正式決定する。
常陽は、廃炉になった高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の前段階に位置付けられる高速炉の研究施設。冷却材にナトリウムを使うなど、水を使う一般的な原発(軽水炉)とは型が異なる。機構は2025年3月の再稼働を目指しており、高速炉開発や、医療用の放射性同位体の製造で活用する。