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共同通信
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【バンコク共同】タイの選挙管理委員会は25日、下院(定数500)総選挙の最終開票結果を発表した。革新系野党「前進党」が151議席で最多議席を獲得し、タクシン元首相派の最大野党「タイ貢献党」が141議席で第2党となった。2党の合計は292議席で、過半数獲得が正式に確定した。政権交代の実現は連立交渉の行方に委ねられる。
ウィサヌ副首相は23日、首相選出投票は最短で8月3日にも行われる可能性があると言及したが、変更もあり得るとしており日程は見通せない。
親軍与党「国民国家の力党」は40議席、プラユット首相を支持する「タイ団結国家建設党」は36議席だった。