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共同通信
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【ワシントン共同】米南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は24日、ツイッターで「偉大なる米国の復活を主導する」と述べ、2024年大統領選の共和党候補指名争いに出馬表明した。指名争いをリードするトランプ前大統領(76)に対抗できる若手ホープと目されており、選挙戦に本格参戦して追い上げを図る。
デサンティス氏は民主党のリベラルな政策を徹底攻撃し「ミニ・トランプ」と評される。いまだに「20年大統領選は不正だった」と繰り返すトランプ氏を敬遠する保守層の取り込みを狙う。
24日には連邦選挙委員会に、立候補に必要な書類を届け出た。選挙資金集めが可能となる。
デサンティス氏は24日、ツイッターの音声サービス「スペース」で運営会社オーナーのイーロン・マスク氏と対談し、知事として新型コロナウイルスの厳しい感染防止策に反対し、経済振興につなげたと誇示した。「過去ではなく前を向く必要がある」と述べ、20年大統領選に執着するトランプ氏を暗に批判した。