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共同通信
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【ブリュッセル共同】1994年に起きたアフリカ・ルワンダ大虐殺の責任者を裁く国際刑事法廷メカニズム(IRMCT)の検察官は25日、約2千人の殺害に関与したとして指名手配されていたフルゲンセ・カイシェマ容疑者が24日に南アフリカでIRMCTと南ア当局の合同チームに逮捕されたと発表した。
容疑者は2001年から逃亡、ルワンダ大虐殺を巡る最重要容疑者の一人とされている。IRMCT検察官は声明で「今回の逮捕は、どれだけ時間がかかっても正義が下されることを如実に示している」と意義を強調した。