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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は26日、モスクワのクレムリンで開かれた経済団体代表らとの会合で、ウクライナ侵攻後の制裁や欧米企業のロシア撤退で打撃を受けた経済を立て直す「5カ年計画」を提案するよう求めた。
5カ年計画は社会主義のソ連で用いられた国家主導の計画経済の手法。欧米がロシアの国際的孤立を図る中、プーチン氏は冷戦下の経済封鎖に対抗したソ連時代の経験を基に生き残りを模索する意向とみられるが、実効性は未知数だ。
プーチン氏は、経済の効率性向上と現代化のため「創造的企業活動の5カ年計画」を打ち出すことを提唱。職業教育強化など「官民の新しい協力の形」を模索すべきだと述べた。(共同)