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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は27日、債務上限の引き上げを巡って、野党共和党のマッカーシー下院議長と電話会談した。米メディアが伝えた。デフォルト(債務不履行)回避に向け、財政再建の手法を巡って詰めの協議をしたとみられる。
これまでの協議では、2年分の資金を確保できるようにする方向で調整。合わせて、歳出に一定の上限を設けることも検討している。共和党側は低所得者向けの支援の就労用件を厳しくすることを求めているが、民主党内の反発もあり政権は難色を示している。
マッカーシー氏は会談前、記者団に「合意に近づいている。ただ、簡単なことではない」と話していた。