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共同通信
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自民党静岡県連は29日、静岡市で開いた総務会で衆院静岡5区の支部長に細野豪志元環境相を選任すると決めた。近く党本部に上申する。支部長を務めていた吉川赳衆院議員が18歳の女子学生に飲酒させたと週刊誌に報じられ、昨年離党。事実上の空席が続いていた。
細野氏は旧民進党出身で、2021年の衆院選で静岡5区から無所属で出馬し、当選後に自民に入党した。選挙で自民候補と争ってきた経緯があるため、支部内からは細野氏の就任に慎重な声も上がっていた。
総務会後、記者団の取材に応じた細野氏は「難しい判断だったと思うが、とてもありがたい。党勢拡大に努力する」と述べた。