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共同通信
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大型で非常に強い台風2号は29日、フィリピンの東を北西へ進んだ。31日から先島諸島の南海上を北上し、強い勢力で沖縄に接近する見通し。速度が遅いため影響が長引く恐れもあり、気象庁は、高波や暴風に警戒を呼びかけている。
今週は西・東日本も前線が停滞するため、大雨に注意が必要だ。台風が日本に近づくにつれ、周辺の湿った空気が供給され、雨量が増える可能性もあるという。
気象庁によると、台風2号は29日午後3時現在、フィリピンの東の海上を時速約10キロで北西に進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。