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共同通信
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経済産業省は30日、半導体やデジタル産業の成長戦略を検討する有識者会議を開き、2021年に策定した「半導体・デジタル産業戦略」の改定案を提示した。人工知能(AI)向けの低消費電力型半導体の開発や、データセンターの新たな中核拠点の整備による地方分散を促す。米中のハイテク覇権争いが激化する中、次世代技術の確立や人材育成を通じて国内の製造体制を強化する。
デジタル分野では、生成AIなどの開発が進む。こうした動きに伴い、膨大なデータを処理するための機器やシステムのほか、それらを動かすための消費電力量の急速な増加が見込まれている。