れいわ櫛渕氏の懲罰案可決へ

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共同通信
衆院本会議で、鈴木財務相の不信任決議案採決時に紙を掲げるれいわ新選組の櫛渕万里共同代表=18日

 衆院は31日、懲罰委員会を開き、本会議で与野党を批判する紙を掲げた、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表に対する懲罰案を採決する。自民、日本維新の会、公明各党が提案する登院停止10日間の案が賛成多数で可決される見通し。6月1日の本会議で正式決定する。

 懲罰は重い順に、除名、一定期間の登院停止、議場での陳謝、戒告の4種類。自民党が懲罰動議提出の理由を説明した後、櫛渕氏に弁明の機会が与えられる見通し。立憲民主党は戒告が相当と主張する方向だ。

 櫛渕氏は、5月18日の本会議で「与党も野党も茶番!」と書かれた紙を持って壇上で広げた。衆院は25日の本会議で懲罰動議を可決し、懲罰委に付託した。