新大関、霧馬山が誕生

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共同通信
モンゴル出身の大関

 日本相撲協会は31日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲名古屋場所(7月9日初日・ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東関脇霧馬山(27)=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、陸奥部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。

 霧馬山は夏場所で11勝を挙げて直近3場所合計34勝とし、昇進目安の33勝を上回った。決定後に協会は使者を派遣し、同区の陸奥部屋で昇進伝達式を実施。新大関は口上を述べる。

 新大関誕生は昨年初場所後の御嶽海以来で、モンゴル出身力士では2015年夏場所後の照ノ富士以来6人目。1横綱1大関は3場所で終わり、来場所は1横綱2大関となる。