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共同通信
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【ニューデリー共同】インド政府は31日、2022年度(22年4月~23年3月)の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年度比7.2%増だったと発表した。同時に発表した23年1~3月期のGDPは前年同期比6.1%増で、プラス成長は10四半期連続。
国連によると、インドの人口は4月に中国を抜いて世界最多になったとみられる。経済成長は旺盛な内需が主導している。若者が多く、労働人口が今後数十年増え続けるため、人口減少が始まった中国に代わって世界経済のけん引役になると期待されている。
国際通貨基金(IMF)は、インドの経済成長率は今後も年率6%前後の高い水準が続くと予測している。