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共同通信
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林芳正外相は1日、オースティン米国防長官と外務省で会談した。ロシアによるウクライナ侵攻や、東・南シナ海で覇権主義的行動を強める中国を念頭に、法の支配に基づく国際秩序の維持へ連携を確認。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、安全保障協力の強化を申し合わせた。
岸田文雄首相も1日午後、オースティン氏と官邸で会う。
林氏は会談で、中国の力による一方的な現状変更の試みや、日本周辺での中ロの軍事連携で安保環境が悪化していると指摘。オースティン氏は「ルールに基づく国際秩序への挑戦に断固反対する」と述べた。韓国やオーストラリアを含む多国間協力を進める意向を示した。