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共同通信
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奈良市が火葬場用地の一部を不当に高い価格で購入させられたとして、仲川げん市長と、元地権者側に対し、それぞれ約1億1600万円の損害賠償を求めた2件の訴訟は31日、奈良地裁で和解が成立した。市長と、元地権者側が解決金として3千万円ずつ、計6千万円を市に支払う内容。
市民が市を相手取った先行訴訟で市長と元地権者側に計約1億1600万円の賠償を請求するよう市に命じる判決が2021年10月に確定。期限を過ぎても支払いが完了していないとして市が昨年2月に提訴していた。