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共同通信
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インターネット上で馬券を購入できる日本中央競馬会(JRA)のサイトを悪用し、他人の口座から440万円をだまし取ったとして、警視庁は1日までに、電子計算機使用詐欺などの疑いで住所不定無職の男を逮捕した。詐取金をいったん馬券購入資金としてサイト内でチャージした後、男の口座に移していた。チャージはJRAの口座に入金される仕組みだった。
サイバー犯罪対策課によると、男は相沢一馬容疑者(27)。「闇バイト」に応募した疑いがあり、警視庁は指示役についても調べている。
JRAのサイトには本人名義で登録していた。他人の口座情報は「フィッシング」と呼ばれる手口で入手したとみられる。