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共同通信
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北朝鮮の弾道ミサイルへの対応のため沖縄県・石垣島に配備された自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が予定地に展開されなかったとして、31日の自民党国防部会などの合同会議で「沖縄県民に不安を与えたのではないか」と問題視する声が上がった。出席者が明らかにした。
また宮古島、与那国島に配備したPAC3は発射機が畳まれたままだったことが防衛省関係者への取材で判明。台風2号の強風で倒れる恐れがあったためだという。
松野博一官房長官は同日の記者会見で「運用の詳細は控える。適切な態勢を構築している」と強調した。