付き添い入院の実態調査へ

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共同通信
小倉将信こども政策相

 小倉将信こども政策担当相は2日の記者会見で、子どもが入院する際に家族が泊まり込みで世話をする「付き添い入院」の負担軽減に向け、2023年度中に小児の医療機関を対象とした実態調査を行うと明らかにした。こども家庭庁が厚生労働省と連携して実施し、付き添い時の家族の食事や睡眠などに関する課題について調べる方針。

 付き添い入院を巡っては、病気の子どもと家族を支援するNPO法人「キープ・ママ・スマイリング」(東京)が1日、保護者を対象としたアンケート結果を公表。経験者の8割は病院から付き添いを要請されており、過酷な環境に置かれていた事例も多いことが明らかになった。