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落ち葉や庭のごみを一般ごみと分別
NY市、初犯には50ドルの罰金

ニューヨーク市は5月31日、落ち葉や庭のごみを一般ごみと分別することを住民に義務付ける規則を発表した。瓶や缶を一般ごみと分別するのと同様、堆肥化可能なごみも分別するように求めている。違反者には、罰金が科される。初犯の罰金は、50ドル。6月30日に施行する。
市当局は、2024年末までに有機物のカーブサイドピックアッププログラムを市内全域に展開する計画だ。この種のプログラムとしては、全米で最大規模となる。ニューヨーク市ではかつて、5つの行政区の特定地域を対象に、同様のプログラムを実施していたが、参加に大きな障壁があり、パンデミックの最中に停止された。その後、クイーンズ区でプログラムを再開。10月から、ブルックリン区でも始める予定だ。
市衛生局のジェシカ・ティッシュ局長は「有機物には専用のゴミ箱が必要とする概念に、人々を慣れさせることが重要だ」と強調。「他の大都市で成功したコンポストプログラムは、初期に落ち葉と庭のごみに焦点を当てたものだった」とも付け加えた。
多くのニューヨーク市議会議員は、落ち葉や庭のごみだけでなく、生ごみの分別を義務付けることを市に求めており、これを巡る条例案は来週、採決される予定だ。(5月31日、ポリティコ)
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