国連、北朝鮮衛星にも対応取れず

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共同通信

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は2日、北朝鮮の「軍事衛星」打ち上げを協議する緊急公開会合を開いた。中国とロシアが弾道ミサイル発射の際と同様に、北朝鮮を擁護する姿勢を崩さず、安保理は具体的な対応を取れなかった。一方、他の大多数の理事国は弾道ミサイル技術を使った衛星発射は安保理決議違反だと非難した。

 中国の耿爽国連次席大使は米韓が4月の「ワシントン宣言」で核兵器を搭載できる米原子力潜水艦の韓国寄港を明記したことなどに言及し「米国が対立をあおっている」と主張した。

 ロシアのエフスティグニエワ国連次席大使は、日米韓の演習が「地域に破壊的な影響を与えている」と述べた。