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共同通信
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【シンガポール共同】日米韓3カ国の防衛相は3日、シンガポールで会談した。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応を協議。首脳間で合意したミサイルの探知や航跡情報の即時共有に向け、具体化を図る。共同訓練など安全保障協力も議論する。
日米韓の防衛相会談は昨年6月以来。浜田靖一防衛相、オースティン米国防長官、韓国の李鐘燮国防相が参加した。
北朝鮮のミサイルを巡っては、日韓がそれぞれレーダーで捉えた情報を、米国経由で即時共有する方向。3カ国が発射から着弾までの情報を共有できれば、ミサイルの性能や軌道の正確で迅速な把握につながり、迎撃や国民に提供する情報の精度向上が見込まれる。