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アリシア·キーズがミュージカル挑戦
波乱に満ちた自伝的作品

アリシア・キーズが自らプロデュースした自伝的ミュージカル「ヘルズ・キッチン」が、今秋からマンハッタンのパブリック・シアターで公開される。1日、ニューヨーク・タイムズが伝えた。
ミュージカルは、1990年代のマンハッタンにある低所得者向け公共住宅が舞台で、売れないアーティストに囲まれた17歳の女性、アリの波乱に満ちた物語。キーズの青春をなぞっており、制作にも深く関与した。持ち歌やミュージカルのために書いた新曲が使われている。家族のいざこざなどを経て、音楽への情熱を見出すエピソードで、「私の誇りであり、喜びでもある。 私の人生の大きな、大きな岐路」とキーズ。アリには若手のマレア・ジョイ・ムーンを抜擢した。10月24日からプレビューが始まる。
同シアターではシェークスピアの「テンペスト」、アイルランドの劇作家ショーン・オケーシーの3作品、マンハッタンの先住民族と現代の金融業界をつなげた意欲作「マナハッタ」。さらに、伝統的ユダヤ人が中東問題に巻き込まれる「ジ・アライ」、奴隷女性とジェファーソン大統領との関係を描く「サリー&トム」、職場での人種問題を扱った「ジョーダンズ」が並ぶ。なお、同シアターは毎夏、セントラルパークで「シェークスピア・イン・ザ・パーク」を制作している。今年はアト・ブランクソン=ウッド主演の「ハムレット」だ。

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