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共同通信
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【ロンドン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は5日、米当局者の分析として、ロシアの侵攻を受けるウクライナが反転攻勢を始めた可能性があると報じた。ウクライナ側のミサイル発射や砲撃を米軍衛星で監視しており、軍事行動が活発になっていることを覚知したという。ワシントン・ポスト電子版も同日、複数の米当局者が反転攻勢は進行中との見方を示したと伝えた。
ロシア国防省はウクライナ東部ドネツク州付近の戦線で4日にウクライナ軍が5カ所から大規模攻撃を仕掛けたと発表。軍事専門家はニューヨーク・タイムズに対し、こうした軍事行動は反転攻勢の初期段階の可能性があり、ロシア軍部隊の位置や戦力を探る目的があると指摘した。
ウクライナ国防省は反転攻勢の開始を公表しない方針で、情報管理を徹底している。ニューヨーク・タイムズはウクライナが陽動作戦を実施する可能性もあり、本格的な反転攻勢が始まったかどうかを判断することは困難だと伝えた。
英BBC放送は5日、ウクライナ軍関係者の話として、小規模な地上作戦が進行中だと報じた。