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共同通信
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青森県知事選で初当選した元むつ市長の宮下宗一郎氏(44)は投開票から一夜明けた5日、青森市で記者会見し、選挙戦で自民党の支持が自身と別の候補に割れた影響を早期に払拭する考えを示した。「みんなが私の政治仲間になる環境を早くつくる」と述べた。
分裂した県議会の自民会派に関し「私も議員も県の代表だ。それぞれが自覚して議論すれば乗り越えられる」と強調した。自民は県議会以外にも、一部の国会議員が元青森市長小野寺晃彦氏(47)を支えるなど内部対立に陥った。
会見では、就任後は物価高騰と少子化の対策に急いで取り組むと説明。県庁の大規模な組織改革にも意欲を見せた。