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共同通信
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【ワシントン共同】AP通信は5日、米首都ワシントンの飛行制限空域に軽飛行機が侵入した4日の事件は、操縦士が意識喪失状態となったのが原因とみられると報じた。操縦士がうつむいたまま反応しない姿を緊急発進(スクランブル)したF16戦闘機のパイロットが目撃していた。
ワシントン上空は全米で最も厳しく制限された空域の一つ。軽飛行機の侵入を受け、東部メリーランド、同ニュージャージー、南部サウスカロライナの各州から飛び立った計6機のF16が一時、迎撃態勢を取った。
F16は撃墜などの措置を取らず、軽飛行機は南部バージニア州の山岳地帯に墜落。操縦士ら乗っていた4人全員が死亡した。