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共同通信
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民主党政権で文部科学相や防災担当相を歴任した立憲民主党の中川正春衆院議員(72)=比例東海ブロック、当選9回=が次期衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を固めたことが分かった。関係者が8日、明らかにした。三重県庁で9日に記者会見し、正式表明する。
関係者によると、中川氏は5月ごろから、地元の支援者に次期衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を伝達。地盤とする衆院三重2区の後継候補については明言しなかったという。
中川氏は三重県議を3期12年務めた後、1996年衆院選で新進党から立候補し初当選。民主党政権では文科相や防災相に就任した。