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共同通信
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三重県桑名市の「長寿認定こども園」で保育士が給食を食べるよう園児に強要していた問題で、県と市は9日、認定こども園法などに基づき園を特別監査した。保育態勢などについて園長や保育士らから聞き取りを行い、指導や勧告を検討する。
9日午前10時ごろ、スーツ姿の県市職員計10人が園に入った。
市は3月に給食強要問題を把握。その後、(1)言うことを聞かない園児を廊下に立たせる(2)決まった時間にしかトイレに行かせない(3)人格を尊重しない発言―といった問題行為も確認し、5月22日、これらをまとめた報告書を県に提出した。
特別監査は定期監査とは区別され、結果次第で自治体は指導や勧告を行う。