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共同通信
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広島高裁長官に着任した中山孝雄氏(63)が9日、広島市内で記者会見し「デジタル技術で裁判の合理化、効率化を進めて迅速で質の高い裁判手続きを実現したい」と抱負を述べた。就任は5月25日付。
広報活動の重要性にも触れ「裁判所の役割を分かりやすく国民に発信し、利用しやすい環境をつくりたい」と強調。事件記録の廃棄問題については「残すべき記録はきちんと将来にわたって保存するよう取り組む」と話した。
長野県出身で中央大卒。1987年に判事補に任官し、東京高裁部総括判事、司法研修所長などを歴任した。
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