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共同通信
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トヨタ自動車は9日、自動車の世界三大レースの一つとされるルマン24時間に水素エンジン(内燃機関)車で参戦する方針を発表した。レース主催者が2026年から水素エンジン車の参戦も認める決定をしたことを踏まえ「新世代のルマンに挑戦していく」と表明。10日に行われる第91回大会の決勝に先立ち、フランスで試作車を公開した。
トヨタは脱炭素社会の実現を目指し水素エンジン車の市販化に向けた開発に注力。市販のスポーツカー「GRカローラ」をベースとした車で耐久レースに参戦してきた。
ルマン24時間はフランス西部のルマンで行われる伝統の自動車耐久レース。トヨタは昨年まで5連覇を果たしている。