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共同通信
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【ワシントン共同】私邸への機密文書持ち出しを巡り起訴されたトランプ前米大統領の弁護士は8日、南部フロリダ州マイアミの連邦裁判所に前大統領が13日に出廷すると明らかにした。CNNテレビが報じた。スパイ防止法違反などの七つの罪状について無罪を主張するとみられる。連邦法違反で米大統領経験者が起訴されるのは初めて。
前大統領は2024年大統領選の共和党候補指名争いで支持率トップを走るが、文書について機密扱いと認識していた証拠を捜査当局が入手したと報じられている。厳しい立場となる可能性があり、捜査は不当で自身が「選挙干渉」の被害者だと主張し続けるとみられる。