立民、従来の保険証存続を要請

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共同通信
従来の健康保険証の存続を求める要請書を厚労省に提出する立憲民主党の早稲田夕季衆院議員(左から3人目)ら=9日、東京都千代田区

 立憲民主党は9日、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を巡り、トラブルが続出しているとして、従来の健康保険証の存続を求める要請書を厚生労働省に提出した。政府は来年秋に従来型を廃止する方針。早稲田夕季衆院議員は「国民の不安が増大しており、いったん立ち止まるべきだ」と述べた。

 全国の医師でつくる全国保険医団体連合会(東京)が9日発表した8日時点の調査結果では、加入保険制度が確認できずに無保険扱いとなった患者に、いったん医療費10割を請求した事例が少なくとも533件あった。

 マイナ保険証への一本化に向けた改正関連法が2日に成立している。