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共同通信
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羽田空港でエバー航空とタイ航空の機体が接触した事故で、タイ航空機の右主翼の先端にあるウイングレット(翼端板)が損傷していたことが10日、目撃した乗客への取材で分かった。エバー航空機の損傷状況を含め、国土交通省が確認を進めている。
事故で滑走路の一つが約2時間にわたり閉鎖。全日空や日航など他の航空会社の発着便にも遅れが出た。
国交省によると、誘導路付近で出発待機中のエバー航空機の後ろをタイ航空機が通過する際に接触した可能性がある。
タイ航空機には乗客乗員約260人、エバー航空機に約200人が乗っていた。東京消防庁によると、けが人の情報は入っていないという。