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共同通信
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【北京共同】中国外務省の農融外務次官補は10日、韓国の鄭在浩駐中国大使と面会し、中国のケイ海明駐韓大使と韓国の最大野党「共に民主党」代表の会談に対する韓国政府の対応が不適切だとして「深刻な懸念と不満」を表明、抗議した。中国外務省が11日発表した。
8日に行われた共に民主党代表との会談では、ケイ氏から尹錫悦政権への圧力とも受け取れる発言があった。韓国外務省の張虎鎮第1次官は9日、ケイ氏を呼び出して抗議しており、中韓双方が応酬する格好になった。
農氏は、共に民主党代表との会談について「韓国への理解を深め、協力を促進し、中韓関係を維持、発展するのが目的だ」と指摘した。