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共同通信
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【ブレーメン(ドイツ)共同】サッカーのドイツ代表は12日、同国のブレーメンでウクライナ代表と慈善試合を行い、3―3で引き分けた。試合の収益や審判団の報酬などはロシアとの戦争で傷ついたウクライナに寄付され、ドイツ代表通算千試合の大きな節目で支援の姿勢を強調した。
ウクライナのイレブンは国旗をまとって入場し、ドイツの選手たちと肩を組んで記念撮影した。ウクライナ難民も招待された客席からは熱烈な声援が飛び、試合後は両チームが握手して健闘をたたえ合った。
ウクライナのレブロフ監督は試合後の記者会見で「ウクライナにとって非常に重要な試合だった。とても感謝している」と述べた。