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共同通信
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【北京共同】中国民政省は12日までに、22年の婚姻件数が683万3千組だったと発表した。中国メディアによると、公表が始まった1986年以降の最低水準を更新した。21年の763万6千組から一層落ち込んだ。出生数に影響するのは必至。総人口が減少に転じた中国では少子高齢化が加速している。
報道によると、中国の婚姻件数は14年以降減り続けている。1346万9千組だった13年と比較して、ほぼ半減した。
価値観の多様化や晩婚化などの要因が指摘される。激烈な競争社会を背景に若者の出産意欲が低下し、多額の教育費や住宅購入の負担が大きいことも、結婚に消極的な人が増えている原因とされる。