佐賀駐屯地着工、オスプレイ配備

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共同通信
新設される自衛隊駐屯地の造成工事に着手する関係者ら=12日午後3時43分、佐賀市

 陸上自衛隊輸送機V22オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画を巡り、防衛省は12日、新設する佐賀駐屯地(仮称)の造成工事に着手した。今後、格納庫や駐機場など必要な施設を整備する計画で、24時間態勢で進め2025年6月末までの完成を目指す。九州、沖縄の防衛力を強化する自衛隊の「南西シフト」の一環。

 計画では、新駐屯地にはオスプレイ17機を配備する他、目達原駐屯地(佐賀県)のヘリコプター約50機も移駐させる。隊員数は700~800人規模となる。オスプレイは現在、木更津駐屯地(千葉県)に25年7月までを期限に暫定配備している。