西~北日本で広く大気不安定

Published by
共同通信
気象庁の庁舎

 気象庁は12日、西日本から北日本で14日にかけて、山沿いを中心に大気の状態が不安定になる所があるとして、落雷や突風に注意を呼びかけた。

 気象庁によると、約5500メートルの上空に氷点下9度以下の寒気が流れ込む見込み。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努める必要がある。

 また、台風3号は12日、日本の南を北東へ進んだ。夜には八丈島の南に進み、伊豆諸島と小笠原諸島では、強い風が吹いて、うねりを伴った大しけとなるとして、強風や高波に注意するよう呼びかけた。台風は13日中には日本の東で温帯低気圧に変わる見通し。