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共同通信
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京都市の女子大学生や叔母(61)に毒性のあるタリウムを摂取させたとする連続殺人・殺人未遂事件で、逮捕された同市の無職宮本一希容疑者(37)とみられる男が1月、叔母の銀行口座から計50万円を引き出している様子がATMの防犯カメラに写っていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。叔母への殺人未遂容疑について大阪地検は勾留期限の14日、刑事処分を判断する。
捜査関係者によると1月9日、同市の銀行のATMで20万円と30万円を連続で引き出す男の姿が写っていた。容疑者の財布からこの口座のキャッシュカードが見つかっている。叔母名義の複数口座から計約5千万円が引き出されていた。