Published by
共同通信
共同通信
埼玉県警は13日、同県長瀞町などを流れる荒川で、機動隊員や山岳救助隊員ら約100人が参加する水難事故の救助訓練を実施した。京都府亀岡市の桂川(通称保津川)で3月、観光客向け川下りの舟が転覆し、船頭2人が死亡した事故などを受け、夏の観光シーズン前に救助の手順を確認した。
長瀞町周辺には、川下りやラフティングボートを目当てに多くの観光客が訪れる。訓練は大学生らが乗るボートが転覆した想定。川に投げ出された人にロープを投げ、川岸に引き上げた。
県警によると、県内では2022年に水難事故が33件あり、死者は19人だった。