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共同通信
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ベラルーシのルカシェンコ大統領は13日、同国領内に配備されるロシアの戦術核兵器を巡り「われわれに対する攻撃があれば、使用の決断をためらうことはない」と述べ、ロシアとの国家統合を進める中で米欧をけん制した。国営ベルタ通信が報じた。ロシアのショイグ国防相は、戦術核の運用決定はベラルーシ配備後もロシアが引き続き行うと説明している。
ルカシェンコ氏は戦術核の配備は、国の安全保障のため自らロシアのプーチン大統領に要求したと主張。戦術核の配備で「十分だ」とし、戦略核兵器の配備は不要としながらも「設置場所は準備しており、必要なら可能だ」と述べた。