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トランスの性別適合医療とLGBTQ+を守れ
学校でも性的少数者をサポート


6月はプライド月間。ニューヨーク市のアダムズ市長は12日、トランスジェンダーの市民が「性別適合医療」を受けるのを保護する行政命令に署名した。
市内で性別適合手術などの利用が保証される。また、市のリソースを使って、こうした医療の利用者や提供者を拘束することなどを禁止する。アダムズ氏は声明文で「全米で性的少数者(LGBTQ+)コミュニティーへの攻撃が継続している。ニューヨーク市は今までと同様、正義と差別反対のために立ち上がる」と表明した。
ニューヨーク州教育局も12日、トランスジェンダーおよび性別にとらわれないエクスパンシブ(TGE)の生徒を教育の場で支持するガイドラインを発表した。
ブラッド・ホイルマン=シーガル州上院議員も「右派勢力の第一の標的は子どもたちだ」と指摘。この行政命令で「市は、性的少数者コミュニティーの灯台の役割を果たすことを再確認した」と続けた。 ABCニュースによると、全米20州で、性同一障害を持つ若者が性別適合医療を利用することを禁止または制限しているという。性的少数者支援団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」は6月初め、全米で同性愛に反対する法律や条例の成立が増加しているとして、緊急事態を宣言した。(12日、ニューヨークポスト)
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