Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】米著名投資家ジョージ・ソロス氏が自らの財団の運営を息子のアレクサンダー氏に譲ったことが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が13日までに報じた。今後、250億ドル(約3兆5千億円)に上る資産の大半が「オープン・ソサエティー財団」に移されるという。
財団は世界の民主主義団体などを支援しており、年間15億ドル(約2100億円)を寄付している。
ソロス氏は現在92歳。報道時点で37歳のアレクサンダー氏は昨年12月に財団の会長に就任した。
ソロス氏は、1992年に英中央銀行イングランド銀行に英ポンドの空売りを仕掛け、巨額の利益を得たとされる。