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共同通信
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15日午前の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=141円台前半を付け、昨年11月以来、約7カ月ぶりの円安ドル高水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続姿勢と、大規模な金融緩和を続ける日銀の方向性の違いが意識され、円を売ってドルを買う動きが強まった。
午前11時半現在は前日比96銭円安ドル高の1ドル=140円94~95銭。ユーロは1円34銭円安ユーロ高の1ユーロ=152円36~42銭。
FRBが年内にあと2回の利上げを示唆した一方、米経済の先行き不透明感から実施は難しいとの見方もあり、朝方は売り買いが交錯した。