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共同通信
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公正取引委員会と消費者庁は14日、福岡市中央区の健康食品業者「バウムクーヘン」が犬の白内障に効果があると誤認させる表示でペット用サプリメントを販売していたと発表した。業者は取材に「効果はない」と話しており、消費者庁が景品表示法に基づく措置命令を出した。
公正取引委員会によると、商品名は「アイズワン」。自社サイトに漫画を載せ、犬の白濁した瞳が改善する効果があるよう見せかけていた。またインターネット広告で口コミとして「白内障が改善」などと表示。消費者庁が根拠を示すよう求めたが、裏付ける資料の提出はなかった。同社が依頼した女性タレントがインスタグラムで紹介、認知度を上げていた。