神社の池に金魚800匹、鹿児島

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共同通信
鹿児島県霧島市の北辰神社境内の池に捨てられていた金魚=13日(清水ほたる愛好会提供)

 鹿児島県霧島市の北辰神社境内の池に、金魚約800匹が捨てられていたことが14日、神社への取材で分かった。池は地元の「清水ほたる愛好会」がホタルの飼育用に管理しており、金魚は会員7人がすくい上げ、ペット販売業者に引き渡したという。愛好会の川井田博事務局長(79)は「池を22年近く見てきて初めて。元気なうちに金魚を救い出せて良かった」と話している。

 愛好会によると池は縦約2メートル、横約4メートルで深さ約15センチ。12日午前の見回りで発見した。10日午後に池を見た時には金魚はいなかったため、11日に投棄された可能性が高いという。