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共同通信
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福岡地裁で8日にあった同性婚訴訟の判決で、開廷前に上田洋幸裁判長の方針として、地裁側が原告側や傍聴人に、多様性を象徴するレインボー(虹)色の服飾品を身に着けての入廷を認めないと通知していたことが14日、分かった。地裁や弁護団が明らかにした。虹色の靴下を履いた男性は柄を隠して傍聴しており、弁護団は「座ったら目に入らない靴下まで規制するのは過剰ではないか」と問題視している。
地裁によると、上田裁判長が裁判所法に基づき、裁判官や原告、被告の国側から認識できるような虹色の服飾品を着用しての入廷を許さない方針を示した。地裁は、靴下などの具体的な対象は明らかにしていない。