西部ダルフールでも衝突激化

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共同通信
空爆後、立ち上る煙=5月1日、スーダン・ハルツーム近郊(ロイター=共同)

 【カイロ共同】アフリカ北東部スーダンで、軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が始まって15日で2カ月。米国とサウジアラビアが停戦を仲介してきたが、軍とRSFの対立は根深いままで、戦闘は首都ハルツームのほか過去に紛争が続いた西部ダルフール地方でも激化している。人道危機も深刻化の一途をたどっている。

 現地報道によると、米サウジが仲介した24時間の停戦が11日朝に終了した後、ハルツームや近郊で衝突が再び激しくなった。米サウジは共同声明で戦闘再開を非難。「紛争は軍事的には解決しない」と述べ、即時の戦闘停止を求めた。